MEMBERS

◆芸能分類の（芸能）用語集◆

○神楽
神道の神事において神に奉納するために奏される歌舞。
「かぐら」の語源は、「神座」（かむくら）が転じたものとする説が一般的。
神楽は、宮中で行われる御神楽（みかぐら）と、民間で行われる里神楽に分けられる。
里神楽はさらに大きく巫女神楽・出雲流神楽・伊勢流神楽・獅子神楽に分類される。
（関連：太神楽）
 
○獅子舞
日本国内で最も多く分布している民俗芸能。
神楽としての「獅子神楽」や、鹿踊の「風流」のように細かく分類できるが、当協会では「獅子舞」をひとつの芸態として分類する。
中国から伝来したとされる日本の獅子舞は、全国に広がりバリエーションは多岐にわたる。
大きく分けて、伎楽（ぎがく）系の獅子舞と風流（ふりゅう）系の獅子舞がある。
（関連：鹿踊、ほろ、加賀、麒麟など）
なお、全郷芸では『全国獅子舞フェスティバル』を９８年より毎年、自主事業として開催している。
 
○地芝居
「農村歌舞伎」などともいわれる。当協会では「地芝居」として分類する。
なお、全郷芸では『全国地芝居サミット』を９０年より毎年、自主事業として開催している。
 
○民謡・民踊
（関連：作業唄、盆踊、歌舞　など）
 
○田楽
平安中期に成立し、楽と躍りからなる。
五穀豊穣の予祝や感謝、魔事退散などの祈りが込められている。
（関連：田遊び、豊年踊、田植踊など）
 
○祝福芸
（関連：万歳、にわか、語り物　など）
 
○風流
風情あるつくりもの、祭礼などの練り物、囃子や歌に合わせて踊る踊りなど。
（関連：太鼓踊、つくりもの風流、念仏踊など）